「水道水はきれいで安全」
そうであるのが当たり前、と思いたいところですが、
自治体からのお知らせをみていたら
ちょっと不安になってきたことが・・・。
沖縄県では沖縄県企業局にて水道用水の供給事業を行っており、各市町村の上下水道局を経て、私たちが安心して水道水を飲むことができるように、各地に水道を張り巡らせています。
水道水は、公共事業で敷設された配水管から、給水管、加圧ポンプ、各種水道メーター、貯水槽などを経て、私たちの暮らしの洗面所などの水道の蛇口から出てきます。
ところで、水道の安全管理は大丈夫でしょうか?
一般的に水道菅が安全に使用できるのは約40年とされています。
古い水道管は、漏水や赤水の発生が懸念されます。
1972年に沖縄が復帰し、新しい水道敷設体制になってから既に40年以上経ちます。
水道の蛇口から水が出てくるまでの経路は全て自治体の水道局が面倒を見てくれるのでしょうか?
那覇市上下水道局が出版している、「なはの水」というお知らせの冊子を読みました。
冊子内では、
など、水道水の安全性を伝える内容が紹介されています。
しかしながら、改めて不安を覚えた内容があります。
まずは、冊子に掲載されていた以下の図をご覧ください。
図から、以下のことが分かります。
ここで、ちょっとした不安が芽生えます。
自宅でも、集合住宅でも水道管が漏れているなど、明らかなトラブルがあれば修繕はされるでしょう。
でも、給水管内の汚れやサビ、貯水槽の汚れやサビなど、水質に関わる問題は、果たして常に清潔に保たれているでしょうか?
ちょっと不安を覚えてしまいますよね。。
公共の水道水が如何に安全な水質が保たれているとしても、それは水道局施設内での水質検査の結果です。
そこから長い経路を通って私たちの身近な水道の蛇口から出てくる水は、果たして常に安全な水と言えるのでしょうか?