八重瀬町は、2006年に島尻郡東風平町（こちんだちょう）と具志頭村（ぐしかみそん）が合併して誕生した町です。
150メートル前後の丘陵地帯で、自然も豊か、北部を饒波川（のはがわ）が流れています。

肥沃な土壌に恵まれていて、農業の盛んなまちとして発展してきましたが、那覇市に近い北部は都市化が進展していて、田園と都市が共存する町となっています。

人口も1980年代頃から増加傾向にあり、およそ３万人（2021年3月現在）となっています。

八重瀬町の水道は、南風原町と同様に「南部水道企業団」によって独立採算制で運営されています。
一般行政のように税金ではなく、町民の水道料金によってまかなわれています。

企業団による自己水と沖縄県企業局から受水する企業局水の両方を利用意して、調整池を経て町民に供給されています。

※2020年9月 「清ら水だより」から

過去に比べ、水不足や水質の改善は進んでおりますが、企業局水を利用している地域などはやはり硬度が高い水道水を利用している現状なので、幼いお子さんへの胃腸への負担や、石鹸の泡立ちが良くない、洗髪後の髪の毛がゴワゴワになる、白い石灰分が水周りにこびりつくなどの症状があるようです。

内地のウォーターサーバー会社の多くは沖縄本島への送料が高いところが多く、オススメできるウォーターサーバー会社はある程度限られてしまうのが現状です。

そんな中でも、安心して美味しい水を選べる選択肢が多いのが八重瀬町と言えるでしょう。