うるま市は、ご存知の通り2005年に具志川、石川、勝連町、与那城町の2市2町が合併して誕生した都市で、沖縄県内で3番目に人口が多い都市です。

伊計島・宮城島・平安座島・浜比嘉島・藪地島に繋がる、全長4.7kmもある海中道路は、ドライビングコース人気のスポットですね。

ちなみに、『うるま』というのは、ウチナーグチで、「ウル」＝サンゴ、「マ」＝島で、『サンゴの島』という意味だそうです。

うるま市の水道水は、遠く北部のダムから配送された水を、石川浄水場系統と北谷浄水場系統で水質管理を行い、エイサーの絵柄の円筒形施設で有名な八重島配水池などの貯留配水施設を経て各家庭に配水されています。

うるま市水道局の課題として、以下の点が挙げられるようです。

生活を守る基礎的インフラとして水道施設はとても重要なものですが、全体的にかなり老朽化が進んでいます。

うるま市水道部としても、2028年までの10年計画として、「うるま市新水道ビジョン」を掲げて、老朽施設の計画的な更新や、災害に対応した強靭化、そして安定した水道供給ができるように計画がなされています。

しかしながら逆に考えると、安心した持続可能な水道が供給されるまでに、まだあと10年間は掛かる、と捉えることもできます。

また、記憶に新しいところで、2021年6月にうるま市の米軍施設からの有機フッ素化合物の大量流出事故もあり、水脈に不安が残ります。

NHKによる『“PFAS汚染” 全国マップ』によると、うるま市の水道水は残念ながら国の基準値である50ng/Lを超えてしまっています。

しかも調査地域の川崎川上流西側支流南に関しては、880ng/L(PFOS 740,PFOA 140ng/L) という非常に大きな値で、なんと基準値の17.6倍もの量になっています。

Wikipedia「PFOS」環境汚染より抜粋

残念ながら、現在の段階では水道水だけに頼れる状況とは言えないのかもしれませんね。

『うるま市新水道ビジョン』及び『うるま市水道事業経営戦略』
うるま市でも有害化学物質

災害対策や健康のためにも、備蓄水としても使え、安心の美味しい水がいつでも飲めるウォーターサーバーは魅力です。

内地のウォーターサーバー会社の多くは沖縄本島への送料が高いところが多く、オススメできるウォーターサーバー会社はある程度限られてしまうのが現状です。

そんな中でも、安心して美味しい水を選べる選択肢が多いのがうるま市と言えるでしょう。