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水道水に含まれる有機フッ素化合物PFASの除去方法

 

近年ニュースで騒がれていて、発がん性など人体に危険な有害物質の疑いがあるPFAS(ピーファス)と呼ばれる化学物質。
水道水内に含まれるPFASの除去方法をまとめてみました。


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有機フッ素化合物PFASの除去方法3選

 

 

うちの水道水は大丈夫かしら?

 

近年ニュースで騒がれていて、発がん性など人体に危険な有害物質の疑いがあるPFAS(ピーファス)と呼ばれる化学物質。

 

PFAS(有機フッ素化合物)とは、フライパンのテフロンコートや防水スプレーなどに使われている耐熱性や撥水性のある化学物質の総称です。しかし、これらの化学物質は自然界では分解されにくく、なんと水道水や土壌にまで残ってしまうことがあり、問題視されています。

 

今回は、家庭で対策できる、水道水からこのフッ素化合物を除去する方法と、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。

 

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①活性炭フィルター型浄水器の導入

まず一つ目の方法としては、活性炭フィルターというものを使う方法です。
これは水道水から7~8割程度のフッ素化合物を除去できるとされています。簡易的なものとしては蛇口に取り付けるだけのものもありますし、よりしっかりしたフィルター型の浄水器を設置する方法などがあります。

 

ただし、フィルターだけでは除去できない物質もあることや、使用し続けることでフィルターの機能が低下し、定期的な交換が必要であることなどの注意点があります。

 

 

メリット 設置が簡単で効果もある
デメリット 全てのPFASを除去できるわけではない。
使用頻度により機能が低下。
消耗品のため、定期的な交換が必要

 

フィルタ―について

 

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②ROフィルター型浄水器&水道水ろ過型ウォーターサーバー

次に、逆浸透(RO)フィルターを導入する方法です。
半透膜に水を通すことによって、フッ素化合物を含む有害物質をほぼ完全に除去することができます。
さらに、微生物や細菌、ウイルスまで除去できるので、キレイな水が手に入ります。

 

ただし、設置コストが高くなったり、浄水の過程で大量の廃棄水が出たりすること、ミネラル成分まで除去されてしまうこともデメリットとして挙げられます。

 

RO式のウォーターサーバーは、事前にROフィルターで有害物質等を除去した後に、後からミネラル分を追加することで、美味しい水が供給されるように調整されている場合が多いです。

 

 

メリット 有害物質を完全除去。安心できる。
デメリット 設置コストが高い。
ミネラル成分まで除去されてしまうため、そのままだと美味しくない

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注意点:煮沸させればPFAS消えるんじゃないの?

「殺菌するには水を「煮沸(沸騰)」させればいいじゃない。
だから「煮沸」させればPFASも消えるんじゃないの?」

煮沸でPFAS除去
と思った方もいるのではないかとおもいます。
でも、それは残念ながらNG行為なんですね。

 

水を煮沸してもPFASは除去できず、むしろ濃度が上がってしまいますので、より危険度が増してしまうという結果に。。。
なので、水を煮沸してもダメなんですね。覚えておきましょう。

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③ボトル式ウォーターサーバーで安心の飲料水を確保

最後に、あえて水道水を使わず、ウォーターサーバーを利用する方法もあります。
水道水は、洗い物やお掃除用と割り切って、飲料水は別途ウォーターサーバーを導入する方法です。この場合、水道水ろ過式ではない、ボトル式ウォーターサーバーをオススメしています。

 

ボトル式ウォーターサーバーは、美味しい天然水やミネラルウォーターを提供してくれるだけでなく、災害時の飲料水確保にも役立ちます。大手のウォーターサーバー提供会社であれば、確実に品質をチェックしているので、PFAS等の有害物質の心配もありません。
また、ウォーターサーバーだと、熱湯も簡単に出て来るので、お茶やコーヒーを作るのにもとても便利です。

 

一方で、毎月のレンタル料やボトル交換費、電気代など維持コストがかかる、本体やボトルの保管スペースが必要といったデメリットもあります。

 

メリット 自分の好きな水質を選べる。安心安全。災害時の備蓄水としても使える。
デメリット 維持コストが掛かる
本体やボトルを置くスペースが必要

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まとめ

 

  • 水道水ろ過式ウォーターサーバーには
    水道直結型と水道水補充型などがあります
  • 米軍の水質汚染問題で水道水に不安があります
  • 災害時の備蓄水としては使えない、などのデメリットも
  • 水源に安心ができる地域であれば、水代が安く温水も使えるなどメリットあり
  • そもそもウォーターサーバーを導入する目的に立ち帰ってみましょう

 

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