町の総面積の82%が米軍基地である嘉手納町。
基地からの汚染物質が気になってしまう地域です。
嘉手納町のおすすめウォーターサーバーを案内しています。
沖縄本島中部に位置し、町の総面積の82%が米軍基地である嘉手納町。
嘉手納は、もともと北谷村の字の一つでしたが、沖縄本島戦での米軍最初の上陸地点となり、戦後の米空軍嘉手納基地によって地理的に分断されたため、北谷村から分かれて現在の嘉手納町となった経緯があります。
基地以外の残り18%の約2.6㎢の一帯に約13,000人※の住民が暮らしています。
米軍基地を除いた場合で考えると、日本で最も人口密度が高い町となります。
※2022年2月現在
嘉手納町には沖縄本島で最大の流域面積をもち、本島南部の水源として利用されている、比謝川が流れています。
嘉手納町の水の懸念点は、何といっても米軍基地からの有害物質の流出による水質汚染です。
戦後の水質汚染調査で疑惑が持たれ続けてきましたが、近年の調査で、米軍基地からの有害物質の流出が原因であることが明白になりました。
飛行場で使用されている消火剤に含まれているペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)やペルフルオロオクタン酸(PFOA)などの有機フッ素化合物と呼ばれる成分が、自然に分解されず、生物の体内に蓄積される環境汚染物質であることが判明。
人体への健康被害への影響があることも分かっています。
残念なことに、2016年の水質調査では北谷浄水場の水源である比謝川から高濃度のPFOSが検出されています。
近年2020年4月にも大量の有機フッ素化合物流出事故が発生しています。
さらに、2023年度には沖縄県環境保全課によって沖縄県全市町村の水質と土壌調査が行われました。
その結果、高濃度で検出されたのは、嘉手納町(130ナノグラム)、名護市(95ナノグラム)、久米島町(92ナノグラム)の3市町村でした。
ダントツで多いのが嘉手納町です。
国の暫定指針値はPFOSとPFOAの合計で50ナノグラムなので、嘉手納町は国の指針値の2.6倍ほどの高濃度の発がん性物質が検出されたことになります。
他の35市町村では0.5~28ナノグラムの範囲で検出されているので、明らかに嘉手納町では米軍基地による影響があることを数値が示しています。
さらに、NHKの『PFAS汚染全国マップ』の調査データによると、調査地の嘉手納町(地下水)では2100ナノグラム/Lという突出した悪い値が出ており、国の基準値の約42倍という、とてつもなく危険な値が出てしまっています。
残念ながら未だに水質汚染による健康被害の心配をしなければならない状態です。
このような事情をふまえ、美味しい水を安心して常備・確保できるウォーターサーバーは、嘉手納町内でも人気です。
なお、上記特殊事情により、水道水ろ過型のウォーターサーバーもあまりオススメは致しません。
ウォーターサーバー会社の多くは沖縄本島への送料が高いところが多く、オススメできるウォーターサーバー会社はある程度限られてしまうのが現状です。
そんな中でも、安心して美味しい水を飲めるウォーターサーバーを厳選して紹介いたします。
米軍基地による水汚染問題
米軍基地から発がん性物質大量流出事故
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商品名 | ウォーターワン WaterOne |
プレミアムウォーター Plemium Water |
アクアクララ Aqua Culala |
種類 | ボトル式 天然水 |
ボトル式 天然水 |
ボトル式 RO水 |
PFAS 除去率 |
100% | 100% | 100% |
価格 [/24L] |
3,348円 | 3,974円 | 3,456円 |
特色 | 沖縄県産品 優れたコスパ |
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