近年のPFAS汚染問題などで、飲料水の安全性を意識する大切さは分かるけど、
いざ浄水器を導入しようとすると、たくさんあってどれを選ぶか迷います。
しかも浄水器は、悪徳業者も多いって聞くし・・・。
浄水器や浄水型のウォーターサーバーを選ぶ際の注意点を調べてみました。
浄水器の構造はとてもシンプルなので、どのメーカーでも基本的な構造は変わりません。
水道水にフィルターを噛ませて、不純物や有害物質を取り除き、水道水を浄化しています。
そのため、不誠実な業者は、その宣伝文句に嘘を混ぜる場合が多いのです。
浄水器や浄水型のウォーターサーバーを選ぶ際には、誇大広告に惑わされないことが重要です。
特に注意が必要で、以前から常套文句として良く使われているのは、以下のような宣伝文句です。
要注意な表現 | 実態 | 備考 |
---|---|---|
「あらゆる病気に効く、血液がサラサラになります」 | 薬事法違反の可能性大 | アトピーが治るとか、糖尿病や高血圧が治るなどは全て薬事法違反です。「水」は薬ではありません。 |
「水のクラスターが小さくなって吸収されやすくなります」 | 科学的根拠なし | 水の分子が小さくなる、等。現在ではクラスター説は科学的に否定されています。 |
「有害物質を100%除去」 | 現実的に不可能 | 浄水器はその仕組み上、有害物質を完全に100%除去できるとは言い切れません。誇らしげに除去率を公開していても、第三者機関が測定した客観的な正しい値かどうか判断する必要があります。 |
「メンテナンス不要」 | 定期的なフィルター交換は必須 | 浄水器や浄水型のウォーターサーバーは、フィルターを通してPFAS等の有害物質を除去する仕組みなので、フィルターは定期的に交換する必要があります。交換メンテナンスをしないと、浄水性能が発揮されません。 |
「厚生省認可」「米国の○○協会認定」「○○大学教授のお墨付き」等 | 本当かどうか疑わしいものもある | 一般人では裏付けを確認するのが難しいため、本当か嘘かの判断ができません。安易に権威付けに惑わされないように心掛ける必要があります。 |
例えば、ある主婦の方は「糖尿病に効く水が作れる」という宣伝文句に惹かれて高額な浄水器を購入しましたが、それは医学的根拠のない誇大広告でした。
別の方の例では「フィルター交換不要」という宣伝文句を信じて購入しましたが、結果として水質が悪化し、取り替えを余儀なくされました。
このように、あやしい宣伝文句をそのまま受け入れるのは後悔のもとになることもあります。
信頼できる浄水器や水道水ろ過型ウォーターサーバーを選ぶ際は、以下の点に注目しましょう。
当サイトでは、調査の限り安心してご提案できるものを紹介しています。
また、お住いの地域の水道水自体に不安がある場合は、浄水器や浄水型のウォーターサーバーではなく、水源が安心できるボトル型のウォーターサーバーを選ぶのもオススメできる選択だと思います。