沖縄本島南部の南城市。

市町村合併の流れで、2006年に島尻郡の佐敷町、知念村、玉城村、大里村が対等合併して誕生しました。

おきなわワールド文化王国・玉泉洞や斎場御嶽、ニライカナイ橋や、琉球神話聖地の島として伝統文化が継承されている久高島など、沖縄文化と歴史を感じられる人気の観光地が南城市に含まれています。

南城市の水道水は、那覇市と同様1987年以降は県の企業局からの水道でまかなわれています。

南城市内に水源地を持っていないので、沖縄県企業局の西原浄水場系と石川浄水場系の２系統の浄水を分岐点や配水池等を経由して供給されています。

水源がかなり遠いこと、さらに増え続ける人口による水の需要増加および、近年の異常気象で、昔から沖縄の大きな課題の一つである水不足の懸念があります。

近年は台風による停電以外は大きな障害はありませんが、
給水当初は、集団赤痢や度重なる断水で苦労してきました。

過去に悩まされた水不足の影響で、今でも貯水槽を設置しているご家庭も多いようですが、有効容量が10㎥を超える貯水槽の設置者は、水道法により水道を管理し、年１回の清掃及び、検査機関による検査を受けることが義務付けられているのでご注意ください。

美味しい水を安心して常備・確保できるウォーターサーバーは、南城市内でも人気です。

内地のウォーターサーバー会社の多くは沖縄本島への送料が高いところが多く、オススメできるウォーターサーバー会社はある程度限られてしまうのが現状です。

そんな中でも、安心して美味しい水を選べる選択肢が多いのが南城市と言えるでしょう。