2021年7月24日午後に北中城村安谷屋の普天間川で、
何とピンク色の汚水が流れ込んでいるのが発見され、新聞に掲載されていました。
何だか気味が悪いニュースですが、原因は何なのでしょうか?
そして水道水に影響はないのでしょうか?
一体このピンク色の汚水の正体は何なのでしょうか?
2021年7月27日の沖縄タイムスによると、正体は依然不明とのこと。
さらに、すでに流れて無くなってしまったので、原因究明は難しいとの事です。
ピンク色の水が流れた排水口には、普天間一帯の道路や住宅に降った雨水が集まるそうです。
そのため、建築現場の塗装剤や事務所のペンキが流出した可能性が指摘されているそうですが、付近にペンキを扱う事業者は見当たらないとのことです。
PFOSの例にあるように、基地からの汚水ではないかという懸念もありますが、米軍からも沖縄防衛局からもそういった情報は寄せられていないとのこと。
もちろん、情報が寄せられていないだけで本当のところはどうなのか分かりませんし、今となっては犯人?が名乗り出ない限り、原因究明が難しいというのも実際のところなのでしょう。
普天間川は中城村や北中城村の沖縄自動車道沿いを通って、米軍キャンプ瑞慶覧を経て、北谷町北前の海につながっています。
普天間川にはコイ、テラピア、スッポン、ウナギなどが生息していますし、さらに近海に流れ出てしまったのであれば、海の生態系にも心配があります。
もちろん、水道水に関しては浄水場を通って飲める水になってから届くので問題はないのでしょうが、米軍基地のPFOS問題の件もありますので、やっぱり付近の川でこのような毒々しい色の汚水が流れていることを知ると、気持ちの良いものではありませんよね・・。