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水道水ろ過式のウォーターサーバーを
あまりオススメしていない理由

 

ウォーターサーバーにもいくつかのタイプがありますが、当サイトでは、あえて水道直結型などの【水道水ろ過式ウォーターサーバーを積極的にはオススメしておりません】
その理由をお知らせします。


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水道水ろ過式ウォーターサーバーとは?
|水道直結型・水道水補充型

水道水ろ過式ウォーターサーバー

水道水ろ過式ウォーターサーバーとは、一般的な水ボトルが宅配で送られてくる宅配型ウォーターサーバーと違って、自宅の水道水に浄水装置を付けたウォーターサーバーです。

 

タイプによって水道直結型ウォーターサーバー水道水補充型ウォーターサーバーとも呼ばれています。

 

浄水装置を付けただけだと、ただの浄水器と変わらないのですが、温水と冷水を使えるようにサーバーとしての便利さを加えたことで、浄水器と一般的なウォーターサーバーの良いとこ取りをした新しいタイプのウォーターサーバーです。

 

蛇口もしくはシンク下の水道管などから分岐して、フィルターを通してサーバーに繋げる水道直結型タイプや、水道水を水タンクに入れて、フィルター機能が付いたサーバーに設置する水道水補充型タイプなどがありますが、いずれも水源は自宅の水道水です。

 

自宅の水道水が水源なので、水代が安くすむ、温水も冷水もすぐに使えるなどのメリットがあります。


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水道水ろ過式ウォーターサーバーの4つの懸念点

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1. 沖縄水道水の水質への不安

源泉が沖縄の水道水というところに不安感があります。

 

これは、別のページでも紹介しておりますが、米軍基地からの発がん性物質を含む有機フッ素化合物の水質汚染が以前から指摘される中、2020年には大量の流出事故も起こしています。

 

付近住民の血中濃度の調査では、有機フッ素化合物が高濃度で検出され、沖縄タイムスには『浄水器は気休めだった』という記事まで掲載されました。

 

有機フッ素化合物は、発がん性が指摘されているだけではなく、生まれてくる幼児への健康被害も指摘されていて、特に妊婦さんにとっては神経質にならざるを得ない部分があります。

 

 

 

浄水器は気休めだった
沖縄タイムス記事 「浄水器は気休めだった」

 

浄水器では安心できない5つの理由
沖縄で浄水器を選ぶなら

米軍基地による発がん性物質大量流出事件

 

 

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2. そもそもウォーターサーバーを導入する目的は?

ウォーターサーバーを料理に使う

そもそも、ウォーターサーバーを導入する目的はなんでしょうか?

 

水道水ではない、美味しい水を飲みたい。
水道水ではない、安全な水を使いたい。

 

多くの皆さまは、こんなお気持ちがあるのではないかと思います。

 

不安をあおるつもりはありませんが、そもそもせっかく費用を払ってウォーターサーバーを導入するのであれば、できるだけ安心感の高い、美味しい水質のものを導入した方が目的にかなうのではないかと思います。

 

そうすると、現状では水質汚染等の問題が出てしまっている、ここ沖縄においては、たとえ浄化力の高性能をうたっているものであっても、水道水ろ過式のウォーターサーバーは当サイトでは積極的にはオススメしにくいのが正直なところです。

 

 

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3. サーバーにゴミ?が浮いてきた・・

サーバーにゴミ
※写真はイメージです
これは、個人的な実体験に基づいた意見ですが、私が以前勤めていた会社の事務所で、水道水補充型のウォーターサーバーを使っていました。

 

会社で使うものですし、単純に「安い」のが理由だったからです。

 

会社の水道水を水タンクに汲んでサーバーに設置し、フィルター機能があるサーバーを通して浄水化される仕組みでした。

 

 

しかし、使用して数か月すると、水タンクにゴミのような白っぽい異物が浮かんでいるのが目につくようになりました。

 

水タンクをきちんと洗っていなかったのが原因かと思い、しっかり水タンクを洗ってから水道水を汲んで設置するようにしました。

 

しかし、それでもしばらくすると、また水タンクにゴミのようなものが浮かんでいるのが見られたのです。

 

浄水されているはず?の水に何かしょっちゅう異物が浮いているのです。

 

もしかしたら、ゴミではなくて、タンクからサーバーに注がれるフィルター部分にたまったカルシウム成分か何かだったのかもしれません。

 

だとしてもプカプカと異物が浮かんでいる状態は見た目が衛生的とは言えませんでした。
社員たちからも評判が悪くなりました。

 

 

ただ安いだけのウォーターサーバーには、諸々のトラブルの元になるということで、会社のウォーターサーバーは結局宅配式のものに変更されました。

 

透明で中が見える水タンクだったことで異物が浮いていることに気が付いたので、かえって良かったのかもしれません。

 

 

 

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4. 災害時には使えない

水が出ない
近年、増加する気象変動問題や震災危機などで、いつ来るか分からない大地震による被害や、大型台風による被害など、沖縄でも決して安心して過ごせる時代ではありません。

 

そんな中、水道が使えなくなってしまったらどうでしょうか?

 

給水方式にもよりますが、マンションなどにお住まいであれば通常の停電時でも断水してしまう場合があります。

 

マンションにお住まいではなかったとしても、水道局の送水施設が停電した場合は断水してしまう可能性が高くなります。

 

さらには、元々沖縄は水不足になりやすい土地柄。
異常気象が続いた場合の不安はぬぐえません。

 

災害時まで考えると、水道水に依存したウォーターサーバーは、やはりオススメしにくいと感じてしまいます。

 

 

 

以上のような課題がありますが、近年の水道水ろ過式ウォーターサーバーも進化してきており、PFAS除去対応のものなども出てきております。
水代が安くすむ、温水が使えるなどのメリットを見越して、水道水ろ過式ウォーターサーバーの導入の検討をされてみても良いかと思います。


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まとめ

 

  • 水道水ろ過式ウォーターサーバーには
    水道直結型と水道水補充型などがあります
  • 米軍の水質汚染問題で水道水に不安があります
  • 災害時の備蓄水としては使えない、などのデメリットも
  • 水源に安心ができる地域であれば、水代が安く温水も使えるなどメリットあり
  • そもそもウォーターサーバーを導入する目的に立ち帰ってみましょう

 

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